【気づき】の記事では不登校の子どもと過ごす中での気づきや私の個人的な考えを短く書いていきます。
今回は「不登校親子で衝突してしまう時は子どもや自分の本音を知るチャンスだった」という気づきがあったのでお話します。
週2~3冊程度の本を読みながら子どもへの関わりを工夫・改善しています。
三兄弟の子育て、不登校対応しながらなので、金銭的・時間的余裕はあまりありません。
その中でAmazonの電子書籍サービス Kindle Unlimited (スマホの読み上げ機能を使って聴く読書にしています。)とAmazonのオーディオブックAudibleがわたしの助けになっています。
不登校関連だけでなく様々な分野の書籍を家事の間も聴きながら勉強しています。
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本を読むことで専門家の知見を知り、子どもの状況を理解したり、対応のヒントになっています。
参考になった本のまとめ記事も書いています。
1.不登校親子で衝突したり、酷いことを言ってしまう時は本音を知るチャンス
まず先日Twitterで書いたものです。
子どもが不登校であることを受け入れてから元気になることを最優先にしていても、衝突してしまうことや酷いことを言って傷つけてしまうことはあります。
以前はそんな時すごく後悔して、しばらく落ち込んでしまっていました。
でもそこにそれぞれの大切な気持ちがあって、それを知ることで子どもの困っていることや自分の辛さを知るチャンスなんだと気づきました。
それはお互いをわかり合うチャンスでもありました。
そんな風に思えるようになったことで子どもや自分が感情が溢れるときに少し冷静に子どもの様子や自分の心のなかを見る自分を持てるようになりました。
例えば子どもの一言に悲しくなったり、不安なったり、ムッとしたり、苛立ったり。
そんな気持ちが高ぶった時にも心の中で
そんな風に感じて当たり前だよ。
と共感することで、少し落ち着いて子どもの様子や自分の気持ちを見れるようになってきたのだと思います。
だからと言っていつも冷静にいられるわけではありません。
自分に余裕が無かったり、子どもの言動が酷くて気持ちをぶちまけてしまう時もあります。
2.気持ちをぶちまけてしまう時はまず自分の気持ちを肯定する
冷静になれないほど感情が爆発するということはそれだけ我慢したり、大事なことが傷つけられているという事です。
まずは自分の溢れた感情に寄り添って、思いっきり共感して心が落ち着くのを待ちます。
何故なら自分の感情を大事にしないことは自分を大事にしないことだと今の私は考えているから。
自分を大事にしていなければ決して相手を大事にできないと考えているからです。
以前は不登校は子どもが傷ついているのだから寄り添わなきゃいけないと自分の憤りや不満を我慢しようと奮闘していました。
けれど我慢してもストレスはたまって爆発するだけでした。
そこでじっくり深掘りしてみました。
そこには自分が大切にしている思いや限界を超えて助けを求めている自分がいました。
それを大事にしない限り、「自分は我慢しているのに」と思う気持ちはなくならないと感じました。
それからはネガティブな感情を持ってはいけないとか、子どもに不満を持ってはいけないとは思わないようになりました。
自分の気持ちは大切なので丁寧に感じようと決めています。
しっかり感じきっているとどこが辛いか、何に腹がたったのか自分のことがわかってきます。
そうやって自分の気持ちを肯定することのメリットは
落ち着いてくると相手を思いやる気持ちも出てきます。
3.落ち着いたら自分と子どもの本当の気持ちを考えてみる
気持ちをしっかり感じきり、落ち着いてきたら本当の気持ちを考えてみます
思い出しながらどこが気になっていることなのか、大切にしたいことなのかを探します。
例えばわたしの場合
こんな気持ちがあったりします。
次に子どもの場合を想像してみます。
などがあるかもしれません。
可能だったら子どもに聞いてみるようにしています。
「あの時どんなことが嫌だと感じた?」
「どんなことが引っかかった?」と。
そこで本当の気持ちが聞けたら一番良いですね。
でも時間的にも、気持ち的にももう一度確認するのが難しい時もある。
そんな時は子どもの立場になって想像してみるだけでも気づきはありました。
4.自分の本当の願いや気持ちのためにできることを考える
次に本当の願いや気持ちに対し、何ができるかを考えます。
例えば先ほど書いた私の「この先どうなるんだろうという不安」は子どもにぶつけたところで仕方ないと気づきます。
Twitterにも「自分の思いに振り回されて現実を見れていなかったことにも気づきました。」と書きました。
溢れた感情に振り回され相手のことが見えなくなっていること。
自分の本当の願いとは反対の言動になってしまうことも多いなと感じました。
そのせいでお互いに傷を増やすだけでは一番大切な子どもを元気にするという目標から外れてしまいます。
それなら何ができるだろう。
こんな風にできることを考えていきます。
5.不登校の子どもの進路や将来を不安に感じる時
不登校の子どもの進路や将来を不安に感じる時は何ができるでしょう。
など色々対策を思いつくので、自分ができる行動をどんどん書き出して、実行に移していきます。
6.不登校の親が精神的・時間的に余裕がないと感じた時
自分が精神的、時間的に余裕がないことが原因で疲れていたり、イライラするのなら休む時間を作る工夫をします。
時間を作る工夫として
①買い物や料理などの家事を時短して自分の時間を作る
わたしは自分の時間を作る為に買い物を時短したり、時短レシピを日々活用しています。
また苦手な掃除や片付けは適当なとこで満足するようにしています。
買い物は以前はコープを利用していてて、今はAmazonプライム(初回30日無料体験あり・継続しない場合は無料期間内に忘れずに解約してください。)に入っているので、週に1回ネットスーパーを利用しています。
コープ(コープきんき、生活協同組合ユーコープ)の他に食材宅配のヨシケイ、らでぃっしゅぼーや、Oisix(おいしっくす)などを利用するのも良いと思います。
時短レシピはCOOKPADやYouTube動画を参考にしています。
また料理の時短の為にシャープ ヘルシオ ホットクック を購入したいなと考えています。
ポテトサラダなら野菜を切って水を入れるだけ。
加熱して、潰すまでを ホットクック がやってくれるので、後は調味料を混ぜるだけ。
我が家で頻繁に作るスペイン風オムレツも切った野菜と調味料を入れてから卵を割り入れるだけ。
ホットクック だと大好きなカルボナーラやナポリタンも具材と折ったパスタを入れてスイッチを押すだけなのでとっても簡単。
わたしはパートに行く日があるので、子どものお昼ごはんを作るのにも活用したいなと考えています。
今は購入する予定で節約貯金中です。
②子どもの為の時間だとしても限界の時は自分の時間をとって休む
自分が限界だと感じた時は子どもの対応をお休みさせてもらうこともありだと思っています。
いつもは三男が登校する時不安になり、悩むので気持ちをじっくり聴くようにしています。
でも色々なことが続き、私が精神的に疲れてしまった時にいつもなら時間をかけて話しを聴いたり、登校した時の楽しいことを一緒に考えたりするのですが、「今日はゆっくりしようか」とお休みにした日があります。
以前は母親なのだからと休むことに罪悪感を持っていました。
でも自分に余裕がない時は頭が働かなかったり、気持ちのコントロールができずに子どもに良くない対応をしてしまうと気づきました。
また家事の効率もとっても悪くなってしまうので、無理する意味がないことに気づきました。
家事の効率も今は限界と感じたら自分の休む時間をしっかり取るようにしています。
1日しっかり休んで元気になったらまた頑張ればいいよね。
この記事を書いている私も先日はとっても気持ちが落ちてしまって、1日ゆっくりしました。
先日ゴールデンウィークで子ども達と私の両親と大きな公園に行ってきたのですが、父の足がまた弱っているのを見てとっても悲しい気持ちになってしまいました。
数年前のゴールデンウイークには元気に旅行に行ってたのになと思ったら悲しくなってしまって…。
コロナ禍で子ども達の不登校があって、両親を心配させていることはとっても辛いし、焦ってしまうけれど、それでも焦りから子どもを無理に動かすわけにはいかないと思うので、どうすることもできない今を悲しいと感じてしまったのです。
それでもそんな風に感じる自分、落ち込む自分をじっくり感じて、無理に元気になろうとはせず1日を過ごしました。
そこで落ち込む自分も肯定していたせいか、一晩寝たら今朝は気持ちがフラットになっていて、通常運転な自分に安心しました。
これでいいんだなと思います。
人間色々な感情が湧いて当たり前。
今のわたしは自分の気持ちのケアが全ての土台で最優先だと思っています。
その為に先ほども書きましたが、家事を手抜きしたり時短したり、お休みすることがとっても大事。
その上で少しの時間でも自分が幸せを感じることをすること。
幸せを感じるものをいくつも持つことを大事にしています。
幸せを感じるものをいくつも持つことはとっても大事です。
「不登校親のイライラ我慢が必要?ネガティブも受け入れ楽になろう」という記事の後半の章で「自分が好きなことや幸せだなと感じることをいくつも考えておく」としてお話しています。
その記事に載せた私が元気になるものリストは以下の通りです。
自分の気持ちを大事にすることについて私なりの考えなどをお話していますので、良かったら読んでみてください。
こんな風に自分の気持ちを大切にして、自分の時間を作ったり、休んだりを当たり前にするようになってから、自然と子どもの気持ちを感じることがでるようになってきました。
7.子どももおなじように不安や辛さなど大切な感情がある
子どもも同じように色々な不安や辛さを抱え、頑張っています。
自分に余裕ができてくるとそんな子どもの気持ちを感じることができてきました。
子どもの気持ちを感じたことで心から寄り添いたい。子どもの気持ちをもっと理解したい、もっと力になりたいと思うようになりました。
そこで共感的に気持ちを聴く為に何が必要かを深掘りし、関連の本を探して読みました。
私が今一番大切だと思うのは子どもが本音や弱音を言いやすい関係を作ることです。
その為には日常の様々な場面で子どもの気持ちを尊重する態度が必要だと思っています。
ただそれは簡単じゃない…。
先ほどお話したように、自分の気持ちもあって、自分の気持ちを抑える形ではかえってお互いを傷つける結果になるからです。
ではどうすれば良いのでしょう。
それには心から子どもが本音や弱音を言える関係を作ることのメリットを私が理解して、心から納得すること。
それを自分の一番の望みにすることだと思いました。
その力になる本として時間があれば何度も読み返している本が3冊あります。
その3冊の本を読んで子どもが話しやすい関係を作るには
「心理的安全性のつくりかた 「心理的柔軟性」が困難を乗り越えるチームに変える
」 石井遼介さん著
この本は職場における心理的安全性の重要性とそのつくりかたについて書かれた本です。
不登校の子どもの対応においても心理的安全性をつくることで子どもが本当の願いや弱音を言える関係を作ることとても大切だと感じました。
様々な事例も紹介されていて、実際の子どもの対応のアイデアも思いつくきっかけになりました。
また対応に迷った時に子どもの「心理的安全状態」を作ることが大切だと思いだすことで対応の軸になっています。
読んでいながら色々アイデアを思いついたので、是非読んでみてください。
また「BRAIN DRIVEN ( ブレインドリブン ) パフォーマンスが高まる脳の状態とは」青砥瑞人 さん著
この本は心理的危険状態が脳にとってどれほどデメリットが多いかについて、心理的安全状態にすることがどんなに大切かが理解できます。
心理的危険状態では脳はモチベーションのエネルギーを使えなくなってしまうので、もう一度何かを頑張ろうと思う為に「心理的安全状態」をつくることが重要だとわかりました。
「問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術」 安斎 勇樹さん著
この本では質問の姿勢として大事なことが書かれていて、何度も読んで日常に活かしたいと思っています。
相手(子ども)への信頼感を高める問いかけの根本的な考え方を学べました。
相手のありのままやこだわりを肯定的に受け止めること。
相手の発言にポジティブな言葉を返すなど子どもと話しを進めるのにとても役立ちました。
この3冊はAudible(初回30日無料)Amazonオーディオブックの聴き放題対象です。
オーディオブックはイヤホンをつけて家事をしながら聴くことができるのでとっても便利です。
まだAudibleを使ったことがない方は月額1,500円が初回体験30日無料でとってもお得です。
その他にもこどもに英語の本をかけ流しに活用しています。
「不登校の悩みどう解決する?Audible聴く読書が使える理由」という記事でAudibleがお母さんの生活に取り入れやすく、お得がたくさんあることについてとおすすめの本を紹介しているでの参考にしてみてください。
(継続しない場合は期間内に解約を忘れずにしてください)
不登校の子どもの対応で読書をしている時間をとることはなかなか難しいです。
でも読書をするようになって、最先端の心理学や脳科学やビジネスで使われている手法などを知ることで今までの対応の間違いに気づき、取り入れることで子どもの態度が変化してきました。
自分の本音を話してくれるようになってきたおかげで、今できることはあるかという踏み込んだ話ができるようになってきました。
それぞれの対応については別記事で書いていきたいと思います。
その他Audibleで会員プラン読み放題対象の子育て関連の本
「学校では教えてくれない 自分を休ませる方法」井上 祐紀 さん著
「スタンフォードが中高生に教えていること」星 友啓 さん著
「子どもの「やってみたい」をぐいぐい引き出す! 「自己肯定感」育成入門」平岩 国泰 さん著
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最後までお読みくださりありがとうございました。
皆さんの毎日が少しでも楽になると嬉しいなと思います。
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