不登校の子どもがいると不安や焦り、イライラ、孤独、悲しみなどたくさんのストレスが溜まります。
子どもの良い面を見て、良い関わりを続けたいのに
子どもが元気になる為にポジティブになる関りが必要だとわかっているのに
不安や焦りや不満を感じる場面がたくさんあって気がつくストレスが溜まってしまいます。
ストレスから子どもに酷い言葉をぶつけてしまったり
そんな自分を強く責めてしまったり
ストレスが溜まっていると良くないことばかりでした。
このストレスをどうにかしたい!
以前はネガティブなことを考えている時間がとっても多かったのです。
でも自分を癒すものを集めておいて、ネガティブな気持ちになった自分を最優先で助けるように変えてからストレスを感じる時間が激減しました。
今のわたしはネガティブな感情を持つことを許し、そんな自分に寄り添って優しい言葉をかけるようにしています。
それには自分を癒す行動やものをたくさん持っていることが大きな力になります。
わたしは自分なりのストレス解消ルーティンを作ってから復活が早くなり、とっても楽になりました。
皆さんにも自分を癒す行動やものをたくさん集めてもらって、ストレスを感じた時、辛い時、悲しい時に自分を助けてあげられるようになってもらえたら嬉しいです。
【自己紹介】
週2~3冊程度の本を読みながら子どもへの関わりを工夫・改善しています。
三兄弟の子育て、不登校対応しながらなので、金銭的・時間的余裕はあまりありません。
その中でAmazonの電子書籍サービス Kindle Unlimited (スマホの読み上げ機能を使って聴く読書にしています。)とAmazonのオーディオブックAudibleがわたしの助けになっています。
不登校関連だけでなく様々な分野の書籍を家事の間も聴きながら勉強しています。
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・心理的安全性・対話(オープンダイアログ)・傾聴・レジリエンス(回復力)・自己肯定感・問いかけ・脳科学・モチベーション・幸福・メンタルケア・ストレスケア・メタ認知
本を読むことで専門家の知見を知り、子どもの状況を理解したり、対応のヒントになっています。
疲れていたり、辛い時は最優先は自分です。
1.ストレスを感じて当たり前。ネガティブになりやすい科学的理由
子どもが不登校になるとネガティブな気持ちを持ちやすくなります。
学校に行かなくなると子どものことで不安や焦りを感じたり、変えたいと思っても変わらないことがあったりとストレスが溜まります。
また子どものこと以外でも
と周りの人との調整や意見の衝突などストレスになることはたくさんありますよね。
わたしは子どもが元気になる関りをしたいのに、ストレスが溜まり、ネガティブな感情があふれることで子どもを傷つけてしまったり、余計なことを言ってしまうことが多くありました。
後悔して自分を責めることの繰り返し。
そのことでどんどん自信もエネルギーも無くなってしまっていることに気づきました。
この悪循環をどうにかしたい!
わたしはまずネガティブな感情について知って、対策をたてようといくつかもの本を読みました。
そこでわかったことは「人間はネガティブなことに注意を向けやすく、ネガティブなことを長く記憶している」という事でした。
これはわたし達が生き延びる為に危険を察知して、今後もその危険に合わないように考えるという脳の働きがあるからでした。
自分の生存戦略として必要な機能だったのです。
アメリカの大学UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の神経科学学部で学ばれて、脳の知見を人の成長やWell-beingに活かす応用神経科学の日本の第一人者である青砥瑞人さんが書かれた「BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは」(Audible会員対象本)
( Kindle Unlimited 期間限定対象本)から引用すると
人の脳は、自分にとってネガティブなことが起こりそうなときのセンサリングは発達している。生きていくうえでネガティブな情報は危険を避けるための重要な情報だからだ。
「BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは」青砥瑞人さん著 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
つまり、人は「できないところばかりに目が向いてしまいやすい」性質を持っている。
ネガティブなことに目が向くのは自分が悪いわけではなかった。
脳の仕組みなんだ。
そこでわたしはネガティブが気になる自分を責めるのは止めにしました。
自分を責めなくなったことでネガティブなことを考える時間が格段に減りました。
またネガティブなことを考えたり、感じたりする自分に気づけるようにもなったり、そんな自分に寄り添えるようになってきました。
2.自分を助けることを最優先にするメリット
自分の気持ちに寄り添っていくうちに気づきがありました。
五月雨登校の三男が登校するか迷って決められないまま時間が過ぎることがよくあります。
買い物や用事を済ませたいのに、いつ出られるかわからない。
登校するかもしれないと思うと待つしかない。
予定が立たずにイライラするという事が続いていました。
子どもも悩んで苦しそうにしているので我慢していましたがストレスが溜まって、
いつ登校するの?
休みなら休みと決めて!
と言ってしまったのです。
わたしは三男が登校するかは自分の気持ちを大切に決めて欲しいと思っているのでこの言葉は自分の願いと反対の言葉になってしまいます。
そこで我慢するより、寄り添って自分の願いが叶う方法を探すことにしました。
そこで三男に
「今日は予定があって、何時から何時は出かけるよ。」と時間を伝えるようになりました。
三男が受け入れてくれてそれ以外の時間で登校したくなった時に登校します。
ごくたまに不満を口にしたり、癇癪になる時はあったのですが、自分の気持ちが落ち着いているので、焦らず対応できました。
わたしと同じように三男にも何かしら大事な気持ちがあって、今日はなんだか嫌なんだなと冷静に受け止めることができました。
そこから落ち着いてこどもの気持ちを聴き、話し合いをするができました。
結果的にその後こじれたことはありませんでした。
自分のストレスや気持ちを先に大事にしたからこそ、子どもの気持ちも大事にできたのだと思います。
こんな経験を何度もしてからわたしはまず自分の気持ちを大事にしてから子どもと向かい合うようになりました。
そうすることでグッと衝突が減り、穏やかに過ごせることが増えていきました。
では実際に自分を癒すこととは何でしょう
3.自分を癒すリストを作る
「自分を癒すリスト」は一気に完成させるものではなく、日々アップデートを繰り返していくものです。
自分を助けてくれるものを見つけたらどんどん書き足して、「自分を癒すもの」を増やしていきます。
最近は「自分を癒すものを探すこと」も癒しや楽しみになっています。
では「自分を癒すリスト」のわたしなりの作り方をひとつずつ説明していきます。
①自分が困っている内容を分類する
まず自分がストレスを感じる場面を書き出してみて気づいた事はストレスの内容によって癒されるものが違うということです。
わたしの場合下記のように3種類ありました。
②それぞれの分類に合うものを書き出していく
次に自分が穏やかな気分になれる、楽しい、元気になる、ストレス発散できるものなどポジティブな気持ちになるものを探します。
思いつくたびにそれぞれの分類に振り分けてスマホやノートなどに書き出していきます。
そして実際にストレスがたまった時に使ってみて、検証していく。
どんどん書き足して、書き換えて自分の合ったリストを作っていきます。
次の章でわたしのリストの一部を載せます。
読みながら自分を癒すものを考えてみてください。
4.わたしの癒すリストを参考に自分を癒すものを書き出してみる
ここではわたしの分類別に「自分を癒すリスト」を書いていきます。
それを読みながら
そんなことでもいいんだ!
と気づいたり。
わたしだったらこうする!
と思いついたり。
皆さんの「自分を癒すリスト」を増やすヒントになると嬉しいです。
①イライラを落ち着けたい時は
1.はネガティブなことを思ったり、考えたりすることを一旦オールOKにして思いっきり吐き出します。
間違ってたかもしれないけれど、一生懸命考えてやったのに!
あんな言い方は酷い!
なんでわたしばっかり文句言われなきゃいけないの!
罪悪感も持たずに思うまま吐き出す。
気のすむまで吐き出すと気持ちがスーッと楽になります。
楽になって落ち着いてくると子どもの辛い気持ちに気づけたり、子どもの気持ちも聞いてみようと思えることが多かったのです。
②辛さを癒して和らげたい時は
1.は色々な方法を使います。
例えば辛すぎて涙が溢れてしまう時は一人になれるところで思いっきり泣きます。
一人になれるチャンスがない時も多いので、よく風呂場でシャワーを浴びながら泣いていました。
また泣けない時は泣きたくなる歌詞の音楽を聞いたり、感動する映画を観たりして、とにかく思いっきり泣くようにしています。
わたしは涙と共に辛さや悲しさが自分から流れていくというイメージを元々持っているので、思いっきり泣くと本当に癒されます。
5.子どもを頼るは辛い時は家事をストップして自分を甘やかすようしています。
その時に子どもに「ヘルプミー! お母さん、しんどいから助けて~。」とちょっと演技がっかった感じで言うと三兄弟ができる事で助けてくれたりします。
助けてくれなくても「どうしたの?大丈夫?」と寄ってきてくれるだけでとっても癒されます。
そういう時わたしは全部自分で頑張らなきゃと思いすぎていたことに気づきます。
もっと頼ったり、休んだりしていいんだ。
頼れる存在がいるんだと気づくこともわたしの癒しになります。
③自信ややる気を復活させたい
1.は努力して成功するストーリーを観ると自分も頑張ろうと思えます。
同じ理由で2.はBTSが逆境から努力して成功していく姿を見ると感動して自分も落ち込んでいるだけではなくて、できることを一生懸命積み上げていこうと思えます。
3.はまず最初にやることで一番力や元気をもらえるものです。
「Not Today」の歌詞が特に私に力をくれます。
歌詞を引用します。
No no, not today まだ終わるには too good day~中略~
飛べないなら走れ Today we will survive
走れなきゃ歩け Today we will survive
歩けなくても行け 這ってでも gear up
BTS 「Not Today」 作詞Pdogg / RM / Supreme Boi / “Hitman” Bang / Adora / JUNE 日本語歌詞KM-MARKIT
アルバム「BTS THE BEST」に入っています。
これを聞くとここで止まってたらもったいない。
少しずつでも進もうと力が出ます。
④共通の自分を癒すリスト
いつでも自分を癒すものリストもできると思います。
7.の本を読むはわたしにとっては簡単にできて、とても効果が大きいです。
子どもを理解するのに役立つものや支える力になるものを知ることで自分がどうすると良いのか見えてきて安心できます。
5.まとめ:ストレスを感じたら自分を癒して楽になる
このように自分を癒すものを集めてリストを作ってみてください。
「自分を癒すリスト」はストレスがたまる色々な場面で自分を助けてくれます。
リストの中に簡単にできるものと簡単にはできないものがあると思います。
相手が居たり、どこかに行かなければできないものなどすぐにできないものもありますよね。
それもリストで分けておくのをおススメします。
実際に使う時はストレスがたまっています。
その時ほとんど考えずすぐに必要なものにアクセスできるといいと思います。
いかがでしたか?
皆さんがストレスがたまった時に少しでも楽になれるものが増えると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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