こどもが元気になる為に登校しないことは受け入れても、勉強を一切やらず、ゲームばかりだと親は将来の不安や苛立ちを感じます。
それでもパソコンやゲームを取り上げたり、勉強するようにいくら説得し、怒ってもこどもが勉強することはありません。
そのことで親子関係が悪くなってしまっては更に悪影響です。
そこで勉強しないこどもに勉強の土台としてわたしがやっていることは
今回これらを満たすことでわたしが取り入れているものの一つ、ボードゲームやカードゲームについてお話します。
結論からお話するとボードゲームやカードゲームで良い親子関係を作りながら勉強の土台である「論理的思考力」を伸ばすことが勉強を始めた時だけでなく、今後の人生を考える時、仕事の成果をあげる為にも強力な力になるということです。
【自己紹介】
現在週2冊程度の速度で本を読んでいます。
Amazonの電子書籍サービスKindle Unlimited(スマホの読み上げ機能を使って聴く読書にしています。)とAmazonのオーディオブックAudibleで関連書籍を家事の合間も聴きながら勉強しています。
三兄弟を子育てしながらなので、金銭的・時間的余裕はあまりありませんが、その中で本からでも専門家の知見を知り、子どもの状況を理解したり、対応のヒントになっています。
不登校の子どもの気持ちを理解することと子どもの関りや声かけなどの対応の参考になった本の解説を記事にしています。
知らなかったことや勘違いしていたことで良い対応になっていなかったことがわかり、自分なりの判断基準ができたことで迷うことが減って楽になりました。
また不登校の子どもの気持ちをしっかり理解することで勇気やエネルギーを奪ってしまう言動を減らし、逆に勇気やエネルギーが湧く言動を増やすことができるようになりました。
良かったらお読みください。
「不登校の子どもの気持ち理解と対応の参考になった本まとめ【随時更新】」
不登校のこどもが勉強しなくても勉強の土台を育てられるものはたくさんある
こどもが不登校になってお家で元気になることはとっても大事です。
その為にゲームが好きな子にとってゲームも必要だと思っています。
ただこの時間を
とも思っていました。
そこで
という勉強の土台を作れるものでこども達が楽しんでいるうちに学べるものをどんどん取り入れていきました。
学校の勉強をしていなくても学び成長できるものは沢山あります。
テレビやYouTubeの動画のことは小学生三男のことで「【不登校小学生の勉強】親子で工夫や改善した結果わかったこと」という記事で書いています。
良かったら参考にしてみてください。
今回はその中で「ボードゲームやカードゲーム」についてです。
なぜボードゲームやカードゲームが良いかというと
- 論理的思考力を伸ばす
- 考えることの楽しさを知る
- 親子で楽しんで相談しやすい親子関係をつくる
親子で楽しみながらこの3つのことをゲットできると思っています。
不登校のこどもにとってボードゲームが勉強の土台になる理由
結論から言うと
1.の論理的思考力とは問題点を把握する力、推測する力、効率化する力、解決する力、説明する力などで、これは勉強や仕事、生きていくのにとても必要な力だからです。
この力を成長させていることで、子供が心の傷を癒し、エネルギーをためて動き出そうとした時に
・自分で自分の特性などから生きていく道を考えられる
・その為に必要な事や勉強を効率的に進めることができる
からです。
2.の親子の絆を育てて、子供が本音で親に相談できることで
・子供の傷を癒し、エネルギーをためるのに大きな力になる
・子供の回復の時間を早める
・道を踏みだして心が折れそうになる時、子供を支え、壁を乗り越えていく力になる
と思います。
このような理由で不登校で傷ついた子供が勉強したいと思う土台をつくるのに親子でボードゲームを楽しむことが大きな力になると思っています。
ボードゲームが初めてという方が不安に思われる点についても私なりにアドバイスを説明していきたいと思います。
初めてでも安心してトライしてみてね!
不登校の子供の勉強 我が家の場合
不登校になってから
お子さんは学校の勉強をしますか?
学校に登校できなくなっても、塾や通信教育で勉強は続けていけるお子さんもいますよね。
でも一方で、塾に通っているけれど登校していた時のように勉強の成果がでない。
学校を思い出すから全く学校の勉強ができないお子さんもいると思います。
先ほどお話したように我が家の長男も不登校の頃、現在不登校の次男も
勉強しない…。
長男は小4後半から不登校で、中1の途中から勉強しなくなりました。
次男も不登校になって少ししてから勉強しなくなり、現在(中3)継続中です…。
わたしは
- 学校に行かなくても勉強が大切なこと
- 5教科全てではなくていい、数学と英語を少しづつ進めよう
- 塾や通信教育、家庭教師などいろいろな方法がある
という話は何度かしていますが、
勉強に気持ちが向くことはありませんでした。
ただ今の状態は前回の記事に書いたように
- 自分が好きだと思っていないことをやるエネルギーがないこと
- 間違える、解けないなどでさらにエネルギーが減ること
- 無理強いしたり怒ることで、親子の信頼関係にひびが入ってしまうこと
などできない理由や無理にやらせることのデメリットも感じていました。
一方で
学校の勉強はやっておけば良いのにな…
という気持ちは今もずっとあるので、
なにか良いアイデアないかな~と何か良い方法があるかといつも探しています。
そしてこどもの気持ちがのりそうなタイミングを見ていて、チャンスがあれば逃さないぞ!と思っています。
このように考えて今まで色々トライしてきましたし、これからもどんどんアイデアを探して取り入れていくつもりです。
そのなかのひとつがボードゲームです。
ボードゲームとは人生ゲームなどで我が家ではトランプなどのカードゲームも同じカテゴリーとして一緒にやっていました。
この2つを合わせてアナログゲームと呼ばれていたりしますね。
なんでボードゲームなの?
と思われすよね。
その理由はさきほど書いた
- 問題を解決し、自分らしく生きる方法を考えられる論理的思考力
- こどもが自分の可能性を見出していくサポートができる親子の絆
この2つを楽しみながら育てていけるものの一つがボードゲームだと思うからです。
ボードゲームはわたしも子供のころ家族や友達とやすことが多く
論理的に考えることが楽しくなったことと
色々な角度からものを見る習慣がついたと思っています。
そしてなにより
楽しい!!
親子で一緒に盛り上がって色々な話しもできることが
傷ついたこどもを癒し、笑顔を増やせるものだと思います。
それぞれもう少し詳しくお話していきます。
ボードゲームで育つ論理的思考力
「育てたいこと」の1で「問題を解決し、自分らしく生きる方法を考えられる論理的思考力」 と書きましたが、
ボードゲームで論理的思考力が育つの?
と思われる方もいらっしゃるかなと思います。
ボードゲームをしていると、頭の中は色んなことを同時に考えています。
今の状況を考え、相手の手の内を想像し、次にどうすれば勝てるのか分析する。
そこがボードゲームの楽しさの一つだと思います。
『子育てベスト100――「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり』でもアナログゲームで培われる力について書かれています。
子どもが驚くほど夢中になり、会話を通じてコミュニケーション力も身につくだけでなく、状況を整理して分析したり、筋道を立てて先の手を考えたり、相手の心理を読んだり、頭を使うトレーニングにもなります。
加藤 紀子(2020/6/10) 子育てベスト100――「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり ダイヤモンド社 25「アナログ」のゲームで遊ぶ
また、「日経xwoman」にもボードゲームによって多くの力が付くと書かれています。
ボードゲームによって身に付く力としては、論理的思考力、記憶力、表現力、想像力、判断力、手指の巧緻性(器用さ)、相手の考えを推論する力、心理的駆け引き力、ルールとは何かを理解する力などが挙げられます
日経xwoman 「教育効果が期待できるボードゲーム 子に手加減は必要?」参照2021/10/9
わたしはボードゲームは楽しみながら思考力が身につく
考えること自体が楽しくなって日常でも考える癖がつくと思います。
考えること、論理的思考力は生きていくのに大きな力になります。
- お友達とのトラブルの解決や回避
- 宿題や勉強の効率化
- 時間の使い方
- 自分の希望を周りに理解してもらえるように説明する
- 自分の得意や苦手を把握し、自分らしさをいかす
- 仕事での問題解決
- 家族や集団での調和
などこども頃から大人になるまで日常の様々な場面や仕事で論理的思考力があるほうがより良く生きられます。
不登校で勉強していない我が子たちが勉強したいと思った時にも
自ら考え、工夫して勉強に取り組める力になると思っています。
なにより不登校の経験のある彼らが自分の得意や苦手をあるがまま受け入れ、
自分らしく生きていける道を探していくのにとても大切な力だと思っています。
不登校のこどもの可能性をひろげるのに安心する親子関係が大切
2の「こどもが自分の可能性を見出していくサポートができる親子関係を築く」についてお話します。
みなさんはお子さんが不登校になって、
お子さんがずっとお家にいることが続いているなかで
おこさんと楽しい会話ができていますか?
登校や勉強の話しばかりして、会話ができなくなっていませんか?
こどもが不登校になって将来が不安で
登校できるようにしたい
無理ならせめて家で学校の勉強をして欲しい
すぐには難しくても、学校に行けるようになって欲しい
と思っていました。
登校できない原因を聞き出したり、
登校できるように説得したりが多くなり、
こどもが心を開いてくれない状態になってしまって、親子の絆はとってももろくなっていたと思います。
今は不登校のこどもを元気にするのに親子の絆がしっかり結ばれていることが本当に大事だと思っています。
親がこどもの気持ちに寄り添っていなければこどもも元気になれないし、
何が辛いのか、どうしたいのかも聞くことができません…。
時間がもったいなかった…。
しかもわたしが本当に望んでいること。
それは
こどもが幸せで自分らしく生きている事です。
だからこどもが幸せになる為にできることをしたい!
その為には楽しい時間、場所を共有して安心した親子関係を築くことがとっても大切だと思うようになりました。
ボードゲームを一緒に楽しみ、盛り上がって色々会話するなかで、
お母さんと話していると
楽しいし安心する。
と思ってくれるといいなと思っていました。
不安でゲームなんてする気持ちになれない!
と言う方、
とってもわかります。
わたしも周期的に不安に襲われます。
そんな時はお母さんが限界です。
まずお母さんの気持ちが安心することが大切です。
2つの記事に相談すること、1つの記事にわたしがしている自分の不安な気持ちの癒し方を書いたのでまずそちらを読んでお母さんの不安な気持ちに寄り添ってください。
自分自身がなにより大切な存在。
不安や焦り、イライラする気持ちとっても大切な私たちの気持ちです。
まず自分を責めたりせず、大切にして、傷ついた心を癒すこと。
相談できる場所と繋がって、不安や焦りの気持ちを聞いてもらうことを強くおすすめします。
下にリンクを貼っているので、記事を読んでご自分の気持ちを癒してもらえたらなと思います。
相談することについて
不安な気持ちの癒し方について
気持ちが安定したら、こどもと楽しいことをすることも私たち親が安心できることの一つです。
こどもと楽しい会話で盛り上がり、笑顔を見ると、なんとかなるかもと思えてきてわたしも元気になっていきました。
親子で楽しめるもの色々あると思います。
ボードゲームも親子が楽しい時間や会話を共有できるもののひとつです。
さらにボードゲームは、
- お家でできる
- 短時間でできるものもある
- 年齢やタイプによってレベルや種類を選べる
- 親子で盛り上がることで会話や笑顔が増える
- こどもが思いのほか成長していることに気づける
- 親の凄さも見せつけられる時もある?(笑)
とメリットがたくさんあると思います。
例えば
まだ幼いと思っていたこどもが意外に深く考えていて感心させられる場面が何度もありました。
自分は過去の記憶のままで、子供を見ているんだなと気づかされました。
大学生長男はもう思考の速さに勝てません…
中3次男にも敵わないなと思う場面がたくさんあります。
このようにこどもの成長を感じられると安心しました。
不登校の経験があってもこども達は色々な経験をして成長していけるんだと思えて安心もしました。
お家に居てもこどもが可能なことをたくさんの経験させてあげる。
それがわたしのできる最大限のサポートだと実感しました。
そしてボードゲームを親子で一緒に遊ぶことで
お母さんとだと安心して話せるな。
素直な気持ちも受け入れてもらえるかも。
と思ってもらえると
- 自分の辛さ
- 苦手なところ
- 本当はどんなことをしていきたいか
というこどもの本音を話してくれるようになりました。
これは登校や勉強の話しをするより断然効果がありました。
こどもと本音で話せないとこれからの道を見誤ります。
こどもが
学校に復学するのが良いのか
こどもに合った道を模索したほうが良いのか
これをしっかり見極めず、無理に復学させてもその後どこかでまた出られなくなってしまう可能性があると思っています。
我が家の長男が今まさにそこで苦しんでいます。
もっと不登校の時に
彼の本当の辛さ
何が不得意か
どういうことがワクワクして力になるのか
ということをたくさん聞いてあげれば良かったととても後悔しています。
頑張り屋の彼を一人で頑張らせてしまいました。
主張ができる三男の不登校と向き合うことでやっと気づきました。
もっと早く気づいていたらとどれだけ後悔しても足りない…。
今少しづつ長男の話しを聞きながら、彼に合った道を探していこうとしています。
でも皆さんにはもっと早い段階で
こどもの話しをたくさん聞いて欲しいです。
こどもが幸せに生きていくためにできることはたくさんあります。
なにより
安心して話せる親子関係を作る、親子の絆を深めることが大切です。
長男とのことはまた別のところで書いていけたらなと思っています。
そんな信頼できる親子関係や楽しい会話ができる親子の絆を作る為にも
ボードゲームを共に楽しむことが力になると思うのです。
ここまでボードゲームのメリットをお話してきましたが、
ボードゲームは初めてで色々不安という方もいらっしゃると思います。
わたしが思いつく不安点について書き出していきますね。
初めての子供でも難しくない 不安に質問形式で回答
ここでは読者の方が疑問に思われることについて、わたしの思いをお伝えしていきます。
ルールが難しくない?
ルールが簡単なものはたくさんあります。
また、小学校低学年から理解できる内容のものもたくさんあります。
子供が理解できないのか楽しめない
カードゲームなら枚数を減らしてみるのをおススメします。
時間が短くなる。把握しやすくなるというメリットがあります。
また、流れがわかるようになると面白さがわかってくるという順番なので
まず流れを理解するために少ないカードで簡単に遊ぶことをおススメします。
例えばトランプのスピードなら絵札を抜かす
アルゴなら1~8くらいでやってみる
ポケモンカードなら一つのポケモンでやってみる
などです。
子供が深く考えてない気がする
先ほどお伝えした、流れをしっかり理解することが面白さがわかる絶対条件です。
次に親がゲーム内でどのように考えているかを呟いてみるかこどもの手の時に質問してみるのも良いと思います。
ただし気をつけなければいけないのは、
・深いところまで言わない
・誘導するような質問をしない
・こどもの考えが浅いなど評価をしない
ことです。
あくまで思考力を育てることと親子関係をよくすることが目的なので、
子供の気づきや考える楽しみを奪ってしまったり、子供を否定しないようにしましょう。
時間が長くかからない?
10分~20分くらいで終わるものもあります。
こどもは一人づつ違います。
性格だけでなく、感じ方、考え方、気づくこともです。
その子が持っているもの、その子がゲットするものを優しく見守りましょう!
そうすることでこどもは安心の中で自らの才能を開花させていくと思うのです。
それは子供の自信になりますし、親も子供の良さに気づけるチャンスです。
子供は何度も遊ぶことで少しづつ理解して、ゆっくり成長していきます。
思考力を伸ばすことを先ととらえず、一緒にいっぱい楽しんでください。
その結果として考えることの楽しさを感じたり、考える癖がつくと思います。
ゆっくり親子で楽しむ時間
親子が笑顔を交わす時間にしてもらえたら嬉しいです。
次におすすめのボードゲーム、カードゲームを紹介していきたいと思います。
我が家で人気のゲーム
- トランプ スピード
- トランプ ババ抜き
- ナンジャモンジャ
- ポケモンカード
- アルゴ
- ブロックス
- 犯人は踊る
- ラブレター
- ジェンガ
- ロンポス
- カタン
- クルード
全部ご紹介すると長くなるので今回①として1~6までご紹介していきたいと思います。
7~12は第二弾としまた記事にしたいと思います。
おすすめボードゲームとカードゲーム
①トランプ スピード
遊び方 | 台にでている数字に繋げてカードを出し、手札が無くなるスピードを競う |
人数 | 6歳前後(数字がわかるようになっていたら大丈夫) |
対象年齢 | 2人 |
所要時間 | 5分~10分程度 |
トランプはお家にある方が多いと思うので、一番にしました。
J(11)、Q(12)、K(13)はわかりにくい時は抜いても良いと思います。
100均でも買えるようなので、持っていない方も是非買ってみてください。
②トランプ ババ抜き
遊び方 | はじめにジョーカーを1枚入れたカードを配り、隣のカードを取り、同じ数字をペアにして捨てていき、最後にジョーカーが残った人が負け |
人数 | 3人~9人くらい |
対象年齢 | 6歳前後(数字がわかるようになっていたら大丈夫) |
所要時間 | 15分~20分程度 |
我が家のこども達は「BABA嵐」が大好きで(もちろん私も)、我が家でもよくやりました。
「BABA嵐」 のようにそれぞれの癖を観察し、その話題で盛り上がるの楽しいです。
③ナンジャモンジャ・ミドリ すごろくや
遊び方 | めくって出てきた謎の生物に名前をつけて、それを全員で覚え、一度名前を付けたカードが出たら、素早く名前を呼んで、カードをゲットする |
人数 | 2~6 |
対象年齢 | 4歳~ |
所要時間 | 15分くらい |
先ほどご紹介した『子育てベスト100――「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり』」が1冊で全部丸わかり』でも掲載されています。
頭と手足だけの謎生物ナンジャモンジャ族に名前をつけるのですが、こども達がつける名前が面白い。
特徴のあるキャラクターなので、面白い名前がつけやすいです。
これは思考力というより、とにかく盛り上がるので、親子で楽しんで良い関係をつくるのにピッタリだと思います。
また、ルールが簡単、難しい思考力が必要なゲームではないのでアナログゲームが初めてのお子さんの最初の一つとしてもおススメです。
親は記憶力が試されます…
子供の記憶力に完敗することも…。
ナンジャモンジャ・ミドリ すごろくや
④ポケモンカードゲーム
遊び方 | ポケモンの技で相手にダメージを与え、相手のポケモンを倒していくゲームです。 ポケモンは進化するとさらに強い技を使えるようになります。 相手のポケモンのタイプや技のタイプによってに自分のポケモンや技をどう使うか考えるのがとても楽しいゲームです。 大会も開催されていて賞品にポケモンカードがもらえることもあります。 |
人数 | 2人 |
対象年齢 | 6歳~(我が家は途中説明しながらなら3人とも年中さんからできました。) |
所要時間 | 30分~ |
ポケモンはアニメに最初にはまって、現在大学生の長男が幼稚園年中からはまりました。
今でも長男も次男も時々復活してはまるくらい長く遊べるカードゲームだと思います。
相手のポケモンのタイプや技によって戦略を考えるので、思考力が鍛えられると思います。
初めての方にも公式サイトでルール説明が詳しくされていますし、YouTube動画での説明も載っています。
初心者向けのイベントもあります。
最初わからなければサポートしてあげていいと思います。
大好きなポケモンを進化させて戦うので、小学生くらいまでは自分がサトシのようなポケモントレーナーになった気分で楽しんでる気がします。
大会もあるので大会参加を目標にして家族で遊ぶのも良いと思います。
(現在2021/10/17確認したところ全国カードショップなどで開催予定になっていますが、コロナの感染者数や緊急事態宣言などで中止になる場合もあると思います。公式サイトで確認をお願いします。)
【ワンポイントアドバイス】
流れもしっかり覚えたし、かなりの回数やってきてもお子さんがあまり考えずにポケモンを選んだり、技を出しているなと感じたら、
お母さんが自分の番の時に
どのタイプのポケモンを選ぶと良いかな?
○○(名前)のポケモンは何タイプだから…。
などお母さんが考えている事を呟いてみるのもいいと思います。
何か考えながらやっているんだなというヒントになるくらいで様子をみてみましょう。
その時の注意点はお子さんの考える楽しみを奪ってしまわないように、お子さんのレベルを考えながらほんの少しだけ言ってみることです。
⑤アルゴ ベーシック (頭のよくなるゲーム)
遊び方 | カードを4枚ずつ配って、並べ方のルールに従い伏せて置き、 相手のカードを推理して当てていくゲームです。 |
人数 | 1人プレー、2人プレー、3.4人プレー、ペアプレー |
対象年齢 | 子供から大人までと書かれています。(我が家では小1からできました。) |
所要時間 | 30分くらい |
アルゴも先ほどご紹介した『子育てベスト100――「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり』でも掲載されています。
算数オリンピック委員会と大道芸人としも知られている数学者のピーター・フランクルさんなどが共同で開発したゲームで小学校や塾の教材として使用されているところもあるそうです。
わたしが大好きな『考える力がつく算数脳パズル』の高濱正伸さんが主宰される「花まる学習会」では、「数理教室 アルゴクラブ」という教室ではアルゴや様々な思考力が鍛えられるゲームやパズルを使用しているそうです。
ルールもとても簡単で、何度かやっているうちに推測する力もついてきます。
またより高度になってくると相手の推察を惑わすこともできるようになってきます。
【ワンポイントアドバイス】
ポケモンカードゲーム同様流れもしっかり覚えたし、かなりの回数やってきてもお子さんがあまり考えずに数字を言ってるなと感じたら、お母さんが何を考えているのかをヒントとして呟いてみてください。
例をあげると
ここに黒の3があるということは左側は…。
などお子さんのレベルに合わせて少しだけヒントを言ってあげると良いと思います。
その時の注意点は先ほどと同じです。
⑥ブロックス デラックス
遊び方 | 21個の形の違うピースが4色あり、盤面の自分のピースの角だけ接するようにピースを置いていきます。 最後に残りのピースが少ない人が勝ちです。 |
人数 | 2人~4人 |
対象年齢 | 7歳~(我が家は年中からできました) |
所要時間 | 20分~30分くらい |
ルールは簡単なので小学生以下の子も遊べますが、奥が深いゲームです。
広い盤面のどこに向かってピースを置いていくのが良いのかどう戦えば良いのかを色々試していく楽しみがあります。
ブロックス は2002年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞したほか、日本でもいくつかの賞を受賞しているゲームです。
【ワンポイントアドバイス】
最初はじっくり考えずにポンポン置いていってしまうかもしれませんが、まず楽しむで良いと思います。
そのうち色々考え始めると思います。
もし少し手助けしてあげるなら他のゲームとおなじようにお母さんが置くときに心の声を一部だけ呟いてあげると良いと思います。
例えば
どこに置くと広がっていけるかな?
お母さんは何を考えて置いてるのかなと子供に思わせて、考える方向に誘導してあげるくらいが良いと思います。
今回は以上の6つをご紹介しました。
まとめ:勉強しなくてもボードゲームで論理的思考力と親子関係を育てる
それでは今回の記事をまとめますね。
ボードゲームで育てたいのは論理的思考力と親子関係
論理的思考力は
・日常生活の向上
・自分が生きやすいように周りに理解してもらう
・やりたいと思うことを実現する
・問題を解決する
など自分がより良く生きるのにあると便利な力
不登校になった子供が自分の苦手や得意、自分らしく生きる方法を考えていくときに力になる
親子関係は親子で楽しくゲームをすることで、安心して本音を話せるようになり、
今の状況を一緒に解決していくためにも力になる。
皆さんが親子でボードゲームで盛り上がって、親子で楽しい時間がもてると嬉しいなと思います。
今回も最後まで読んで頂いてありがとうございました!
毎日お疲れ様です。
今回はボードゲームのご紹介をさせてもらいました。
親子で楽しんで頂けたら嬉しいなと思いますが、
ボードゲームが楽しくない
子供もつまらなそう
という場合もあると思います。
それを問題だと捉えないでくださいね。
好き嫌いがあるのが当たり前です。
ボードゲームでなくてもどんなものでも構わないんです。
お料理やお菓子作り、ゲーム、カラオケ、運動、散歩、映画、お笑い番組etc.
今回の記事で不登校でも親子で楽しむ時間を持ってくださるきっかけになるといいなと思います。
不登校になった子供もお母さんも自信を無くさないで欲しいなと思います。
難しい事かもしれないけれど、私は諦めていません。
みんな素敵な才能を持った子供たちで、色々な魅力を持ったお母さんたちです。
そのことを忘れてしまっている場合も多いと思います。
でもそれを絶対忘れなでください。
それを忘れず、諦めず、自分らしく進めればできることはどんどん見つかっていくと私は思っています。
後悔や悩みで心を埋め尽くしてしまわず、子供とお母さんの良さを輝かせましょう!
前向きにできることを探していくほうが道は開けます。
落ち込む日があってもいいです。
私ももう無理だと思う日もあります。
でもしっかり落ち込んだら気持ちを切り替えて!
学校のこと、将来のことも大切ですが、今の子供とお母さんが幸せに過ごすことが一番大切です。
幸せな時間を過ごすことでエネルギーがたまって、お母さんがその魅力でお子さんを癒し、支えて、子供がその才能を伸ばしていけるのかなと思っています。
私もそんな風に日々を積み重ねていきたいなと思います。
自信を無くしてしまった時だからこそ今はお母さんもお子さんも温もりのある一日を過ごしてくださいね。
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