はじめまして。三兄弟の母あやです。
このブログでは私が今まで相談してきた事、脳や神経科学や心理学などの本から学んだことで子ども達に実践して良かったことや上手いかなかったこと、気づきを書いていきたいと思います。
我が家の子ども達はカウンセリングも不安と行きたがらない。長男、次男は現在外との繋がりがないので、私なりに学んだことでできることをしてきました。
長男の時に「見守る」もしましたが、結局長男の困っている事を解消したり、傷を癒していないので、昨年大学に行けなくなり、今年度は休学することになりました。
長男 大学3年生 休学中
次男 今年3月 中学卒業 現在自宅休養
三男 小5 五月雨登校
現在もこども達の対応をして、迷ったり、悩んだりしながら子どもに合わせて、できる事を模索しています。
同じように子どもの対応されている保護者の方のヒントになると嬉しいです。
- 年齢 50歳目前
- 血液型 B型とは言われないB型
- 家族構成 夫・長男(大学生)・次男(中3)・三男(小4)
- 好きなこと BTS(心の支え・特にジミンくん)
YouTubeの本要約チャンネルやVoicyやAudibleで家事をしながら耳学すること
歌うこと・音楽を聴くこと
映画鑑賞
知ること、考えること
イタリア(歴史や街並みが大好き)
食べること(ナンカレー・イタリアン・チョコレート・コーヒー) - ダメなとこ 片付け、掃除が苦手
時々ドカンと大きな忘れ物が…
- 職歴 パソコンシステムの営業・事務 出産を期に専業主婦
三男が小学校入学後運動施設の指導員のパート
長い間こども達の対応をしながら気づいて今大切にしていることは
- こどもの本当の気持ちを知る
- こどもの得意や苦手を知る
- 年齢や○○すべきや常識にとらわれない
- 今のありのままのこどもを認め、こどもの成長を信じる
- その子に合った対応や声かけをする
- 親も子もそれぞれ自分らしくできることをしていくことが一番成長できる
また不登校の対応で何より大切なことは
親のストレスや不安や焦りを解消すること
だと思っています。
こどもが不登校になるとストレスや不安は半端ないです。
- 変わらない毎日や将来に不安や焦りが溢れてくる。
- こどもは動かないのに月日はどんどん進む
- 学校とのこと進路のこと決められないこどもと話し合い決断しなくてはいけない
- 傷ついて不安なこどもは日常生活がままならなくなる
自分の大切なこどものこと、本当に本当に辛いです。
とても一人で乗り切れるわけありません。
体調を崩したり、毎日落ち込んで何もできなくなったりすることもあると思います。
まずはそんな自分に寄り添って、一番に助けてあげてください。
ただ辛さの中こどもと一緒に落ち込んでばかりいるとできることが減ってしまいます。
- こどもを支えられるようにストレス発散すること
- 不安や焦る気持ちを聞いてもらえるところに繋がること
- できるだけ視野を広げ、こどもの可能性をひろげること
今より一歩ずつでも良い方向にいけるように自分のメンタルケアが大事です。
何度も言います。
落ち込んだり、悩んだり、自暴自棄になったりするの当たり前です。
まずご自分の気持ちを守りましょう。
私は小1長男が登校渋りをしだしてから13年近くその不安と共にいるのでよくわかります。
私はこのブログでお母さん達が少しでも元気になって、一人一人のお母さんがご自分の良さや魅力を最大限発揮してお子さんに合った対応をしてもらえる力になるといいなと思っています。
またこども達も自分のことを信じて、認め、自分の得意なこと、好きなことで幸せに生きていけると信じて一歩ずつでも進んでいけるといいなと思っています。
わたしもこどもたちが自分を信じて、自分らしく生きていけるように毎日できることを探して、実践しています。
その経験や失敗をこのブログに書いていきたいと思っています。
いまは前向きにできることをしていますが、実際わたしは長男が不登校になった時に登校させることで不安を解消しようとしました。
それも学校をお休みすることを受け入れてからもいつか元気になって、学校や社会に慣れて欲しいと心の中ではこどもを受け入れず、こども一人に頑張らせてしまいました。
今のようにスマホでネットの情報や、Twitterで簡単に情報収集できませんでした。
3人の子育ての合間にパソコンを見ることもあまりできず、下の子の公園遊びや習い事もありながらできることはとっても少なかったです。
初めてのことで対応もわからず、どうして良いか毎日悩んで、こどもに心配顔ばかり見せてしまい、余計にこどもを不安にさせてしまったと思います。
言い訳にしかならないけれど完全に視野が狭くなっていたと思います。
解決方法が登校させることしか頭に浮かびませんでした。
登校させる為に説得し、怒り、無理やり連れて行ったことも何度もあります。
それはこどもの自己肯定感を奪ってしまいました。
そんな私の失敗談も書いていこうと思います。
次にこども達の今までの様子をまとめています。
長男の経緯
小学校入学してすぐから登校不安・門まで付き添い登校・五月雨登校・小2秋不登校・小3登校・小4秋不登校・小5フリースクール・中1秋不登校・通信制高校・推薦で大学・大学2年後期休学中
HSP気質で他の子が怒られたり、クラスでケンカがあるのもしんどい。
クラスの子に嫌な事や意地悪をされた時に言い返すと相手が傷つくのが嫌で言い返せない
新しい環境に慣れるのにとても時間がかかり、疲れる
コロナ禍で大学入学後ずっとオンライン授業で2年生になって週1ひとコマ授業が始まるが後期動けなくなりました。
高校は辛い日もありながら友達もたくさんできて、大学も自分で推薦を探し受験したので、コロナで1年間オンライン授業になってすんなり大学生活が始まらなかったのは痛手でした。
でもわたしが長男が頑張っていつか学校や集団生活や社会に慣れて欲しいと願って、元々持っていた長男のしんどさを聞いたり、しっかり向き合えていなかったと思っています。
今回大学に行けない、社会に出られると思えないと泣く長男の話しをじっくり聞きながら、本当の気持ちを大切にして、自分のできること、好きな事を探そうと話し合い、休学を決めました。
今はかなり元気になってきました。
今長男がやっていること
- 一緒に出掛けたり、散歩したり外に出ること
- デジタルで絵を描くこと
- ゲーム
来年度の休学申請までは一切大学のことを考えないと宣言していて、それで良いと思っています。
わたしはその時の決断で大学を辞めるようであれば、市の就労支援にまずはわたしだけ繋がろうと思っています。
保護者のみの相談ができるところまで確認しています。
一緒に出掛けたり、散歩のときにわたしが耳学で知った色々な仕事、働き方、生き方を話して、お互いの気持ちやその仕事や働き方や生き方について議論しています。
その時間もわたしにとって素敵な時間だなと思っています。
長い間一人で苦しめてしまったので、ゆっくり丁寧に向き合っていきたいです。
次男の経緯
中1の2月いじめあり不登校・現在高校受験をしないと決断
次男も小学校入学当時から登校渋りがあり、夏休み前まで門まで一緒に登校。
夏休み後お友達ができて登校するようになりました。
次男もHSP気質で嫌なことがあってもずっと我慢してきたそうです。
内容は些細なことも多かったようですが、中1の時に毎日数人の子に意地悪を言われて限界になってしまったそうです。
人が怖い、上手く人と関われるか不安で高校受験の説明会に行きたいと何度かトライしましたが、行くことができず、今は受験しないと決めました。(2021年11月20日)
わたしはまず好きな事で少しづつ人と関わることが次男の課題だなと思って、様子を見ながら声かけ中です。
- 運動施設→現在私が働いている運動施設に行きたいということで体験後、どういう形で続けるか検討中
- フリースクール→私の面談が終わっていてで本人が望めば入会できるが本人はその気なし
- その他木工や料理が好きなのでスクールや工房など通えて、本人が行きたいと思えるところを模索中
三男の経緯
小3まで楽しく学校に行くが小3秋意地悪が続き不登校になりました。
それでも学校に行きたいでも登校しようとすると辛く動けない状態から3か月弱で学校復帰
不登校中は下記の順番で気持ちを立て直す
- 傷を癒す
- 元気になる
- 勉強はまず知ること、考えることの楽しさから
- 楽しく学校の勉強
- 学校の不安なところや苦手を紙に書き出し、気持ちの整理と対策を一緒に考える
詳しくは
「不登校勉強しない まずボードゲームで親子の絆と勉強の土台をつくる」
「学校行きたいけど行けない対応①気持ちを受け止めて子供の味方になろう!」
「学校行きたいけど行けない対応②子供の経験や自信を積み上げよう!」で書いています。
良かったら読んでみてください。
そして今はたまにお休みしながら登校しています。
朝登校したくても体が動かに日もまだありますが、その度に親子で紙に書いて気持ちを確認しながらその時できることをしています。
この先学校では難しくなることがあるかもしれないですが、その時も焦らず三男と話し合って、彼が一番楽しく経験して、成長できる方法を模索していきたいと思っています。
その為に毎日大切にしていること
- 自分らしく経験と自信を積んでいくこと
- 自分を信じて、自分の可能性を伸ばしていける力
- 親子で本音を語り合える信頼関係を作っていくこと
わたしのこと
先ほども少し触れましたが、長男が登校渋りから不登校になるまで全く長男の苦しさに目を向けず、どうやったら学校に行かせられるかばかり考えていました。
小2で不登校になった時に無理やり連れて行った公共の不登校のこども向け施設の方に言われた言葉を今もはっきりと覚えています。
こんなにエネルギーの無くなった子はどこに行くのも辛くて難しいんだよ。
まずお家でエネルギーためてからだよ。
その時長男の顔を見てやっと現実を知りました。
涙を流して、目に全く力のない長男に初めて気づいたんです。
それからも表面的に受け入れながらもどうにか学校に慣れて欲しいと思っていました。
その後フリースクール、通信制高校、推薦で大学合格と本当は学校が辛い彼が頑張ってきたんだと今は思っています。
そんな私なので、次男が不登校になった時も三男が不登校になった時も最初受け入れられませんでした。
どうにか登校できるように考え方、感じ方を変えようと説得したり、声を荒げたこともありました。
ただ知識としてそれが更にエネルギーをなくすと知っていたので、登校が難しいと判断してからはお家で元気になること、エネルギーをためることを大切にしました。
その後三男が学校に行きたいけど行けなくて苦しんでいる様子を見てやっと今までやってきたことはこどもを表面的にしか受け入れていないことに気づきました。
そこからたくさんの気づきがありました。
- こどもの本当の気持ちを聞くことをしてこなかった
- 登校できないこどもを心の中では否定していた
- 登校させる為にこどもの気持ちを聞くと説得がメインになってしまうこと
- ありのままのこどもの気持ちを聞いて受け入れることをしないと本当の解決に繋がらないこと
また次男も受験まで時間があるからそれまでに家で元気になって高校から再出発すればいいと表面的に受け入れてきました。
でも実際自ら中3から登校してみたり、高校説明会も自ら何度トライしようとしましたが、行けませんでした。
人が怖い、やっていく自信が無いと。
次男に対しても上記の3のありのままの気持ちを聞いて、こどもの気持ちを認め、こどもができるスモールステップで解決していくことがとても大切だと気づきました。
不登校のこどもたちとの関わりの中で気づいた最も大切にしたいこと
昨年の三男の不登校でやっとこどもたちの本当の気持ちと向き合うことが大切だと知って、一人一人と時間をかけて向き合っている最中です。
この1年間で経験した三男の不登校からの復学や休む日の対応
今年度の次男が受験できないかもしれない葛藤
長男の人生や社会にでていくことの不安で大学を休学
それぞれの対応をしながら良かった事は
- こどもの本当に辛いこと苦手なことがわかった
- お互い安心して本音を話し合えるし、否定されないと思えるようになった
- こどもが本当の気持ちを話してくれるようになった
- 安心して話せる関係ができ、わたしの話しもまず聞いてくれるようになった
- 気持ちを話すことでこどもも自分の思いが明確になり、できることを始めている
- わたしも自分の苦手や不安を正直に話せるようになり、酷い言葉がかなり減った
- 一緒に解決していこうという信頼関係ができた
この1年少しづつですがそれぞれと信頼関係を築きながら、一歩ずつ進んでいます。
冒頭にもかきましたが、下記のことを大切にしてこれからも親子で頑張っていこうと思っています。
- こどもの本当の気持ちを知る
- こどもの得意や苦手を知る
- 年齢や○○すべきや常識にとらわれない
- 今のありのままのこどもを認め、こどもの成長を信じる
- その子に合った対応や声かけをする
- 親も子もそれぞれ自分らしくできることをしていくことが一番成長できる
これからも一緒に可能性をひろげて、親子で自分の気持ちを大切にして、自分らしく生きていきたいと思います。
そこで得たこと、良くなかったこと、その他チャレンジしていることなどをお話していきたいと思っています。
よろしくお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。